2022.03.03

動画制作をフリーランスに依頼するのが不安…依頼時の注意点や選び方を徹底解説

動画制作を依頼する際には、主にフリーランスと動画制作会社の2種類あります。フリーランスの動画クリエイターが増えてきていることもあり、依頼を検討しているが「フリーランスで本当に大丈夫なのか」と不安に思う人も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、動画制作をフリーランスに依頼するメリット・デメリットから依頼時の注意点や選び方までを詳しく解説していきます。

動画制作をフリーランスに依頼するメリット

動画制作をフリーランスに依頼するメリットにはいくつかあります。ここでは、それぞれのメリットについて解説していきます。

費用相場が安い

動画制作会社に依頼する場合に比べ、費用相場が安いメリットがあります。個人の動画制作スキルやノウハウによって費用は異なりますが、殆どの場合企業に依頼する場合の7割から5割で依頼することが可能です。

フリーランスの場合は動画制作の全行程を一人で対応するため、企業に依頼する際にかかる人件費よりも抑えることができます。そのため、動画制作全体にかかる費用が比較的安いのです。

また、近年フリーランスが増えていることも相場が安い要因の一つとなっています。

作業ごとに依頼できる

フリーランスの場合は、動画制作の各プロセスごとに依頼できるというメリットもあります。たとえば、撮影は自社で対応できるが編集のみを依頼したい場合や、ナレーションだけ依頼したい場合などです。

小規模な案件や細かな作業の場合は、動画制作会社では引き受けてくれないこともあります。一方でフリーランスの場合は、小規模な案件でも引き受けてくれるため作業ごとに依頼しやすいのです。

細かい融通がききやすい

動画制作会社に比べ個人へ依頼する場合は、細かな融通がききやすいです。動画制作会社では一つのプロジェクトに複数の人が関わっているため、業務の量や独自のルールなどといった関係上、希望が通らないケースもあります。

一方でフリーランスは、納期調整や、編集回数など細かな修正など柔軟に対応してくれます。融通がききやすいということは、自社が納得のいく理想通りの動画編集を進められるということにも繋がります。

動画制作をフリーランスに依頼するデメリット

フリーランスに依頼する際には、デメリットもしっかりと理解しておくことが重要です。ここでは、それぞれのデメリットについて解説していきます。

信用面におけるリスクがある

フリーランスとして活動する個人クリエイターの場合は、信用面におけるリスクも考えられます。依頼中に急に連絡が取れなくなったり、納期を過ぎてしまう可能性もあります。

また、個人によってクオリティにばらつきがあるため、低品質な動画を納品されることもあるでしょう。

動画制作会社ではスキルがなければプロジェクトへの参加や指揮を取ることはないため、一定のクオリティを担保できますが、個人の場合はスキルが人によって異なるため信用面におけるリスクを完全に排除するのが難しいのが現状です。

大規模な撮影に対応できないケースがある

すべての工程を一人で対応するフリーランスは、大規模な撮影に対応できないケースが多いです。大規模な撮影になればなるほど、業務量も増え必要な機材なども増える場合があります。

中には引き受けてくれるフリーランスもいるかもしれませんが、企業に依頼する場合に比べて納期が伸びてしまいます。そのため、規模の大きな撮影や動画制作を考えている場合は、企業に依頼したほうがスムーズに進む可能性が高いでしょう。

対応できる範囲がバラバラなため外注管理が煩雑化する

依頼する個人によって対応できる範囲が異なるため、撮影と編集、ナレーションなど作業ごとに依頼先を変える場合もあります。このように動画制作の工程ごとに異なるフリーランスに依頼している場合は、外注管理が煩雑化してしまうデメリットもあります。

各フリーランスごとのコミュニケーションやコスト管理などが発生し、自社の作業が増えてしまいます。そうすると、外注管理を行なうスタッフの人件費がかかり結果として制作会社に依頼するよりもコストが高くなってしまう可能性もあるでしょう。

また、自社でディレクションをする場合には、動画制作の知見がなければディレクションできず、質の低い動画に仕上がってしまうケースがあるのもデメリットの一つです。

フリーランスに依頼する際に注意したいポイント

フリーランスへの依頼に失敗しないためには、いくつか注意すべきポイントがあります。各ポイントについて紹介していきます。

対応できる範囲

動画クリエイターと言っても、個人によって対応できる範囲は異なります。撮影に特化している人や編集に特化している人、ナレーションやアニメーション制作が得意な人などさまざまです。

動画制作の一連の流れをすべて依頼したいという場合には、どこまで対応できるのかということを事前に確認しておかなければ、依頼したフリーランスが対応できない部分を別のフリーランスに依頼する形となり費用が高くなるケースもあります。

また、細かな作業や特定のプロセスのみ依頼したいという場合は、依頼したい業務に特化したフリーランスに依頼することが重要です。

このように、動画制作のクオリティやスムーズな制作を進めるためには、依頼する個人の対応範囲を把握しておく必要があります。

これまでの実績

企業に比べて信頼面のリスクがあるフリーランスに依頼する際には、個人のスキルを把握しておくことが重要です。クオリティのばらつきが激しいフリーランスのスキルを確認するためには、これまでの実績確認が重要となります。

実績を確認し理想的な動画編集を期待できる相手に依頼をするようにしましょう。また、自社がイメージする動画と親しい動画の制作実績があるフリーランスに依頼することで、クオリティを期待できるだけではなくスムーズな制作が可能となります。

実績が多ければ多いほど多くの人から依頼されていることになるため、信頼のできる人でもあるという判断ができます。実績を確認する際には、クオリティもそうですが実績数も確認すると良いでしょう。

相性の良さ

動画制作をスムーズに進めるためには、担当者とのコミュニケーションが重要となります。そのため、相性の良さも重要な選定基準となります。

どんなに実績豊富で能力が高い人であっても、相性が悪ければストレスの原因やコミュニケーションの難航に繋がります。

素早くレスポンスしてくれるかや返信内容はしっかりとしているかなどのも重要なポイントとなります。費用感や実績などを確認しつつ、実際に一緒に仕事をしていくその人の人柄で決めるとスムーズに仕事を進められるようになるでしょう。

見積もり・提案内容

見積もりや提案内容も重要な選定基準となるため、複数の人から見積もりを取り比べてみると良いでしょう。同じ条件で依頼をした時に個人によって提案内容や見積もりは異なることが多いです。

特に提案内容を見ることで、その人の提案力や自社のイメージとのマッチ度を確認することができるため、複数の人の提案を比較することが重要です。

また、見積もりに関しては複数比較することで相場や適正価格を把握することができるようになります。自社の予算にあった見積り金額になっていることも重要ですが、提案内容がしっかりとしていなければ動画のクオリティにも影響するため、総合的に判断することが重要です。

フリーランス動画クリエイターの相場

動画制作を個人クリエイターに依頼する場合の相場は、5〜30万円前後となります。作業を行う人件費を抑えられるため、企業へ依頼した場合と比較すると安くなる傾向にあります。

ただし、動画編集の料金は動画の長さや内容、依頼する個人などによって費用が大きく異なります。たとえば、駆け出しの人や実績があまりない人であれば数万円程度で依頼できる場合もあります。反対に、実績が豊富で有名なフリーランス動画クリエイターであれば数十万円となることもあります。

このように、フリーランスに依頼する場合は個人によって費用の幅が大きいということに注意しておきましょう。
動画制作の相場について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

https://lugia.jp/blog/youtube/movie-quotation/

フリーランスと動画制作会社の選定基準とは

では、フリーランスと企業のどちらに依頼をすべきかというのはどのように判断したら良いのでしょうか。

依頼内容の規模感

動画制作にはさまざまな種類があり、出演者を起用したりスタジオではなくロケ地を用意したりする場合や、アニメーションだけを使用する場合などさまざまです。

動画の種類や規模感によっては、フリーランスに依頼するよりも企業に依頼したほうがいいケースがあります。というのも、フリーランスの場合はほとんどの工程を一人で対応するため、規模が大きすぎる動画制作には対応できません。

また、キャスティングやロケ地などの手配にはコネクションが必要となることもあり、このような場合はコネクションのある動画制作会社の方が手配しやすいでしょう。

一方で、小規模な動画制作の場合は企業によっては引き受けてくれないこともあるため、フリーランスに依頼したほうがスムーズに進みます。

マーケティング視点が必要かどうか

動画制作の目的は企業によって異なりますが、動画広告や認知拡大に使いたい、YouTubeを活用した集客強化のために利用したいなどさまざまです。しかし、マーケティングが目的であれば、動画の運用方法まで提案できるところがおすすめと言えるでしょう。

ただ動画を作っただけでは、効果を発揮できません。誰にどこで何を配信するのかなどをマーケティング視点で検討することが重要となります。

動画を作ることだけでなく、効果的な動画運用ができるということを考慮した提案ができる依頼先が理想です。しかし注意しなければいけないのが、特にYouTubeに関してはフリーランスでもマーケティングに関する知見がないことが多く、企業も知見がないとほぼ伸びないということです。

個人にしろ制作会社にしろ、マーケティング視点が必要な動画制作を行なう場合は、知見があるかどうかをしっかりと確認することが重要となります。

動画制作を外部に依頼しようと思うが、依頼の流れを詳細に知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

https://lugia.jp/blog/youtube/movie-order/

フリーランスの動画クリエイターを探す方法

フリーランスの動画クリエイターを探す方法には、主に次の3つがあります。

クラウドソーシング

1つ目が、クラウドソーシングを利用するパターンです。多くのフリーランスがクラウドソーシングを利用しているため、簡単に探すことができます。

クラウドソーシングを活用して探すメリットには、実績や依頼した人からの評価を簡単に確認できるという点にあります。

ただし、利用している人が多い分初心者やスキルや経験のない人も集まる可能性があるため、しっかりと見極めることが大切です。

有名なクラウドソーシングサイトであるクラウドワークスランサーズでフリーランス動画クリエイターを探すことができます。

SNS

2つ目が、SNSの利用です。近年では、SNSを自身のポートフォリオを公開する場として利用しているケースが多くいため、実力の高い動画クリエイターを探しやすいというメリットがあります。

特にTwitterを利用しているフリーランスが多いため、「動画編集 フリーランス」などのキーワードで検索して直接フォローしてみると良いでしょう。

クラウドソーシング型制作会社

3つ目が、動画制作会社がクライアントと個人クリエイターの間に入り、プロジェクトを推進していくというスタイルのクラウドソーシング型制作会社です。

やりとりするのは担当者だけなので管理コストや予算を抑えることが可能な上に、実際に制作にあたる動画クリエイターも一定基準以上なので高品質で安価な動画制作ができます。

また、動画制作会社が連携している動画クリエイターのネットワークが豊富なため、あらゆる種類の動画制作や海外での制作ができ、案件ごとに最適なクリエイターをアサインできるというメリットがあります。

動画制作フリーランスを率いるLugiaをご利用ください

本記事では、フリーランスに動画制作を依頼するメリットやデメリットなどを解説してきましたが、重要なのは自社の依頼内容に合わせて依頼先を選定するということです。

そのためには、動画の内容や予算などを整理し、動画制作の目的を明確にしておくことが大切です。

株式会社Lugiaは、クラウドソーシング型制作会社でフリーランスが動画制作を行うため、費用が安く品質の高い動画制作が可能です。また弊社代表であるブレイクスルー佐々木(登録者88万人超)を筆頭に、YouTubeや動画マーケティングに関する知見が豊富なため、マーケティング視点で動画制作を行なえます。

これから動画マーケティングやYouTubeを活用した集客を行っていきたい方は、毎月10社限定のZoom無料相談も行っております。株式会社Lugiaのライン公式アカウントを友達追加して、お気軽にお問い合わせください。(下記のQRコードから株式会社Lugia公式LINEに追加していただければ無料相談のお問い合わせが可能です)。
下記メールアドレスからもお問い合わせ可能です。
info@lugia.jp