2022.03.24

YouTube動画を効果的に宣伝・拡散する方法(無料・有料)を徹底解説

近年、スマートフォン普及により、広告メディアは、新聞や雑誌、テレビCMからYouTubeやSNSへと変化しています。その中でも、YouTube動画を活用した広告は、視聴者へ多くの情報を手軽に伝え、訴求できることから注目を集めています。

しかし、YouTube動画は、見てもらえないと意味がなく、視聴回数を伸ばせず悩んでいる方も多いでしょう。そこで今回は、YouTube動画を宣伝・拡散する方法を5ステップで説明します。

YouTubeを活用した宣伝とは

YouTubeを活用した宣伝には、自社サービス・商品の売上につなげるための宣伝があります。ただし、直接宣伝するというよりは、興味付けとしての使われ方がほとんどです。

最近は、企業だけでなく個人でも活用される方が増えています。そんなYouTubeでの宣伝には、どんな効果・メリットがあるのかを説明していきます。

YouTubeで宣伝する効果

YouTubeでの宣伝は、視聴者に対して視覚的な訴求をすることで、インパクトを与え、記憶に定着させる効果があります。

アメリカ国立訓練研究所が示したデータによると、文字からの記憶定着率が10%に対して、動画視聴からの記憶定着率は20%と、2倍もあったそうです。

広告メディアとして視聴者の記憶に定着させることは、大切な役割の1つであるため、YouTubeでの宣伝は効果的と言えるでしょう。

YouTubeで宣伝するメリット

YouTubeでの宣伝には、短時間で最大限の情報量を、無料で届けられるメリットがあります。同じ時間内で比較した場合、動画を使えば文字よりも多くの情報が届けられます。

そのため難しい内容でも短時間にまとめて、分かりやすく視聴者へ伝えられるため、視聴者との円滑なコミュニケーションにもつながるでしょう。

YouTubeを宣伝・拡散する理由とは

YouTubeを宣伝・拡散する理由は、認知拡大です。YouTubeは、誰でも無料でアカウントを作成し、活用できます。動画を撮影し、簡単にアップロードできるため、企業だけでなく個人でも広告メディアとして活用する人が増えています。

しかし、YouTubeで動画をアップしても視聴されなければ意味がありません。そんな認知拡大の大切さを踏まえ、YouTubeを宣伝・拡散する目的・メリットを説明します。

YouTubeを宣伝・拡散する目的

YouTubeの動画を宣伝・拡散する目的は、認知拡大からの見込み客獲得、自社商品・サービス販売への導線作りです。YouTube動画を通してファンを増やし、短期的ではなく長期的に関わる濃い顧客を獲得できます。

チャンネル登録をしてもらうことで、動画を定期的に見てもらえるため、YouTubeを通しての商品宣伝も届きやすくなります。そのためには、まずは宣伝・拡大によって認知され、多くの人に動画を視聴してもらうことが大前提です。

YouTubeを宣伝・拡散するメリット

YouTubeを宣伝・拡散することのメリットは、予算をかけることなく多くの人へ認知拡大できることです。そうすることで、勝手に見込み顧客獲得、自社商品・サービスの販売にもつながります。

さらに、1度撮影した動画がYouTubeでのプラットフォーム内で、自分の代わりに何度も何度も広告をしてくれます。自分が寝ている間でさえ勝手に集客・販売をしてくれるのは最大のメリットでしょう。

宣伝・拡散されるYouTubeのポイントとは

YouTubeを宣伝・拡散するには、宣伝・拡散するための方法や手段も大切ですが、そもそものYouTube動画自体の質も大切です。そのため、まずは拡散性の高い動画の特徴とその作り方を抑えておく必要があります。

それでは、宣伝・拡散されやすい動画の特徴とその動画の作り方について、それぞれ分けて説明していきます。

宣伝・拡散される動画の特徴

宣伝・拡散される動画の特徴は以下の2つです。

  • 独自性がある
  • 広告要素が強くない

 

独自性がある

拡散されやすい動画の特徴は「新鮮度」や「意外性」を含んでいます。過去にバズった内容と同じ内容では、拡散されないです。独自性を含めるために過去のデータをリサーチすることも大切になります。

広告要素が強くない

自社商品・サービスについて伝えることは大切ですが、広告要素が強いと拡散されにくくなります。視聴者にとって自然な形で伝えることが大切です。そのためには、誰かに共有したいと思えるような「有益性」を混ぜ込むと良いでしょう。

宣伝・拡散される動画の作り方

宣伝・拡散される動画を作る際のポイントは以下の3つです。

  • ターゲットを明確にする
  • 短くインパクトのある動画にする
  • SEO対策をする

 

ターゲットを明確にする

動画の内容は、誰に届けたいのかターゲットを明確にする必要があります。ターゲットを明確に定めることで一部の視聴者の心に刺さり、それが結果的に深い共感となり拡散されます。

短くインパクトのある動画にする

動画は、短くインパクトのある内容に仕上げることが重要です。動画が長いと最後まで見られることなく、視聴者の記憶に残らないため、拡散される可能性が低くなります。インパクトのある言葉で、短いメッセージにして届けると良いでしょう。

SEO対策をする

SEO対策をして、YouTube内の検索で上位表示を狙うことが大切です。そのためには、最低でも、キーワードを含むタイトル、概要欄、動画へのタグ付け、テーマに沿ったカテゴリ選択は、必要になります。

YouTubeを宣伝・拡散する方法(無料)

YouTubeを宣伝・拡散する方法には、さまざまな方法があります。その方法は、大きく分けると、無料と有料の2タイプです。まずは、無料で宣伝・拡散する方法から、SNSを活用した方法とWEBサイトを活用した方法の2つをご紹介します。

SNSを活用して宣伝・拡散する

YouTubeを宣伝・拡散する方法としてSNSの活用は、手軽で便利な手段です。SNSのフォロワー数が多ければ、多くのユーザーへ認知拡大ができます。

しかし、SNSを活用して宣伝・拡散する際には、注意が必要です。他メディアからYouTubeへリンクを飛ばし、再生回数・登録者数UPを狙っても、他メディアから流入した人は離脱率が高く、YouTubeでの視聴者維持率が下がる恐れがあります。

結果的にYouTubeでの低評価につながり、YouTubeチャンネルが伸びなくなる原因になります。そのため、SNSを活用する場合は、SNSの濃いファン層への限定的な宣伝、もしくはYouTubeの登録者数がある程度大きくなってからが良いでしょう。

WEBサイトを活用して宣伝・拡散する

YouTubeを宣伝・拡散する方法としてWEBサイトにYouTube動画を埋め込む方法があります。動画内容に関連する記事へYouTube動画を埋め込むことで、YouTube内での検索だけでなく、Google検索からも発見してもらえるようになります。

WEBサイトを所有していない場合、WEBサイトを一から構築するのには、時間がかかりデメリットに感じますが、一度構築できれば費用をかけず、長期的に流入を狙えるのがメリットです。

YouTubeを宣伝・拡散する方法(有料)

続いて、有料でYouTubeを宣伝・拡散する方法を紹介します。有料でYouTubeを宣伝・拡散する方法には、広告を活用する方法とインフルエンサーに依頼する方法の2つがあります。

有料の場合、資金はかかりますが、無料の方法と比較すると短期的に動画の再生数を増やすことができるのがメリットです。

広告を活用して宣伝・拡散する

広告媒体の活用で短期的に認知拡大を狙うことが可能です。広告媒体には、YouTube独自の広告、リスティング広告、SNS広告、ディスプレイ広告など、さまざまな種類が存在します。

しかし、こちらの広告媒体での宣伝・拡散もSNSと同様に注意が必要です。外部のメディアからYouTubeへリンクを飛ばした場合には、冒頭だけ視聴して、動画からすぐ離れてしまう恐れがあり、視聴者維持率の低下につながる可能性があります。

そのため、広告を利用するのであれば、なるべく興味関心のある方を細かくターゲット設定できるYouTube広告がおすすめでしょう。YouTube広告であれば、成果報酬型広告のため無駄な広告費もかかりません。

インフルエンサーに依頼して宣伝・拡散する

影響力を持ったインフルエンサーに依頼すれば、大きな宣伝・拡散を狙えます。宣伝・拡散したいYouTube動画内容がターゲットとしている、ターゲット層をフォロワーとするインフルエンサーへ依頼するのが効果的です。

ただし、大きな影響力を持つインフルエンサーへの依頼には、費用がかかります。そのため、自社商品・サービスへの導線となるYouTube動画の宣伝・拡散を依頼するよりも、インフルエンサーに直接、自社商品・サービスを紹介してもらう方が費用対効果の高い場合があります。

YouTubeの宣伝・拡散を最大化させる5ステップ

YouTubeを宣伝・拡散するための方法として、無料と有料の2つの方法を紹介しました。ここでは、さらに宣伝・拡散を最大化させるために重要なことを細分化して5ステップで説明します。

これから広告メディアとして、YouTube動画の活用を検討している方は、ぜひ重要なポイントを押さえてください。

① 質の高いチャンネルを作る

まずは、視聴者に動画を見てもらうためには、質の高いチャンネルを作ることが大切になり、その際に意識すべきポイントは「E-A-T」です。

E-A-Tとは、E:専門性(Expertise)、A:権威性(Authoritativeness)、T:信頼性(Trustworthiness)のことを指します。E-A-Tを意識してチャンネルを作ることで、自然と視聴者にとって有益で質の高いチャンネルになります。

② 1動画1テーマの動画を作る

分かりやすい動画を作成することが視聴者の満足度や視聴者維持率を高め、拡散につながります。そのため1動画1テーマが基本です。1動画に複数のテーマを含めたり、サムネイルやタイトルに無いことを動画内に盛り込んだりするのは避けましょう。動画のテーマ選びも大切です。そもそも視聴者ニーズの無いテーマやタイトルの付け方は、クリック率を下げ、動画の再生回数の減少に繋がります。

③ 目を引くサムネイル画像を作る

サムネイル画像は、再生回数やチャンネル登録者数にも影響を与える大切な要素の1つです。効果的なサムネイル画像を作成することでクリック率は大きく上がります。

ポイントは、「視聴者をひきつけるインパクトあるキャッチコピー」「コンテンツ内容がひと目で分かる画像」「イメージに合う文字色と文字サイズ」の3つです。タイトルには、キーワードを含め、なるべく簡潔で動画内容が分かりやすいようにすると良いでしょう。

④ CTAを喚起する

YouTube視聴後に次の行動を促す(CTA:Call To Action)指示が大切です。視聴後のCTAには、関連動画の紹介やチャンネル登録、高評価ボタンをお願いしてみましょう。過度なお願いは逆効果になりますが、自然な流れで行うことでチャンネルの宣伝・拡散につながります。

⑤ SNSを上手に活用する

SNSの各特徴を理解してうまく活用することで、YouTube動画の宣伝・拡散が期待できます。特に第三者を通じて宣伝・拡散させる方法は、動画の信頼度があがるので良い方法でしょう。しかし、SNSでの拡散により、外部リンクからYouTubeへアクセスする人の多くは、途中で動画再生をやめて離脱する可能性があります。そうなると、視聴者維持率の低下につながるため注意が必要です。

YouTube動画を効果的に宣伝・拡散するための準備をしましょう

YouTube動画を宣伝・拡散する方法、宣伝・拡散を最大化させるための5ステップについて説明しました。

近年、スマートフォンの普及により、広告メディアとして動画を活用する企業、個人が増えています。その中でも特にYouTubeは、誰でも無料で始めることができ、拡散性があることから注目を集めています。

しかし、今や多くの方がYouTubeを利用しているため、知識ゼロから成果を出すには、競合が多すぎて難しいでしょう。また、さまざまなノウハウが飛び交う中で、何が正しいのかを判断することさえ迷うかもしれません。

株式会社Lugiaには、自社YouTubeチャンネル「ブレイクスルー佐々木」登録者数89万人まで伸ばした実績、ノウハウがあります。培ったノウハウを活かして、YouTubeの運用代行やコンサルティングを提供させていただいています。

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