2022.11.30

【失敗しない】企業のYouTube活用 成功事例16選

集客をする上で企業がYouTubeを活用することは珍しくなくなりました。
しかし、「自社でYouTubeチャンネルの開設を考えているが失敗することが怖い」「YouTube運用を実際始めたが全く成果に繋がらない」と悩んでいる企業は少なくありません。

本記事ではYouTube運用で失敗しやすい企業の特徴成功事例についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

企業がYouTube運用をするメリット4選

まずは企業がYouTube運用をするメリット4選をご紹介します。

それぞれ順番に説明していきます。

企業がYouTube運用をするデメリットについて知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

YouTubeをビジネス活用する目的やメリット・デメリットを解説

新規顧客の獲得

YouTubeの市場が徐々に伸びていき、幅広い世代がYouTubeを見るようになりました。ユーザー数は毎年増え続けています。YouTubeチャンネルを開設することにより、幅広い世代・多くのユーザーにPRすることが可能になります。

Google社の情報メディア「Think with Google」の2020年度の調査でもユーザー数の拡大が明らかになっています。YouTube動画の国内の月間利用者は18~64歳で6500万人以上いることが報告されています。

引用:『月間 6,500 万ユーザーを超えた YouTube、2020 年の国内利用実態──テレビでの利用も 2 倍に

若年層に限らず、日本の45歳~64歳の月間YouTube利用者数は2,500万以上、世代人口の75%ということが調査でわかっています。
YouTubeを活用することで幅広い年齢層・6500万のユーザーに動画を届けることができます。

また、YouTubeのアルゴリズムは、「その動画内容に興味がある人」に積極的に動画をおすすめをしてくれるため、正しいYouTube運用を行えば、自社が届けたいユーザーに動画を見てもらうことができ、潜在層へ効果的にアプローチができます。

自社のファン化

YouTubeでは新規顧客の開拓だけでなく、見込み顧客を自社のファンへと育成することもできます。
ユーザーに自社のファンになってもらうためには、商品のコンセプトや出演者の考え方に共感してもらうことが必要になります。動画であれば商品や演者の良さが伝わりやすかったり、コメントやLIVEで視聴者とコミュニケーションを取ることもできたり、ユーザーにファンになってもらいやすいです。動画を通して、商品や演者を応援しようという気持ちになれば、自社の商品を継続的に購入いただけます。

ファン化の具体的な流れはこちらになります。

  • ①ユーザーが動画をクリックする
  • ②動画を視聴しチャンネルを認知
  • ③チャンネルから複数の動画を視聴する
  • ④企業・チャンネルのファンになる
  • ⑤企業の商品やサービスを継続的に購入

 

YouTubeは企業を認知していない潜在顧客などにアプローチをして、自社の認知を広げてくれます。その後チャンネルで公開しているコンテンツをとおして、自社への興味を強める段階が「ファン育成」です。

最終的には企業の商品やサービスの購入へとつなげるため、YouTubeでは顧客の開拓から成約まで一貫して実行できることが特徴になります。しかし、気を付けたいこととして、YouTubeだけで成約につなげることは非常に難しいため、商品や企業の魅力を伝えたりといったブランディングのために活用していくのがいいでしょう。

また、営業時も自分を知ってもらっている状態からスタートできるため、営業工数の削減ができるところもYouTubeの強みです。例えば今までは成約までに2~3回の打ち合わせが必要だったのが、信頼構築がすでに動画内でできていた場合、1回の打ち合わせで成約につながれたりします。

自社商品の認知を深められる

動画は文字と比較して情報量が圧倒的に多く、動画とWebページを比較した時に1分間の動画はWebページ3600ページ分に値します。商品紹介を動画で説明することで商品の認知を深めることができます。

テキストでは伝わりにくかったことを動画で配信すれば、実物に触れることなく、商品のサイズや素材・使用感を確かめることができます。このことにより、実際に商品を購入した時の「思い違い」を減らすことができます。

また、5 万人以上の生活者に対して仕事の視点とプライベートの視点に分けて質問したアンケート調査で評価する「ブランド・ジャパン2022」(日経BPコンサルティング主催)において、日本を代表する 1,000 ブランドの中から、YouTube が一般生活者編「総合力」ランキングの第 1 位に選出されました。これだけ生活者にとって、YouTubeは欠かせないコンテンツになっています。

SEOに強い

YouTubeはSEOに強いというのも1つの特徴です。投稿した動画がYouTubeの検索結果の上位に表示されやすい場合、興味のあるユーザーがワードを検索することで動画にたどりつくことができます。GoogleやYahoo!などの検索エンジンと同様に、YouTubeでは興味のあるユーザーに動画を見てもらうことができます。

また、Googleの上位表示されるコンテンツの中にYouTube動画が含まれることがあります。YouTubeは他のSNSに共有されることも多く、GoogleやSNSで検索することにより、YouTube動画にたどりつくこともあるため、問い合わせ数増加にもつながっていきます。

弊社が運用している「Lugia | YouTubeコンサルティング」チャンネルではYouTubeの検索上位に表示されやすい投稿の設定を行っているため、ユーザーが「YouTube コンサル」と検索した時に上位表示されるようになっています。実際にYouTubeの動画を見て無料相談に来られる方も多いです。

YouTubeは企画・編集だけでなく、投稿をする際の設定も重要になってきます。
投稿設定について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

YouTube SEOにおける検索ワードの重要性とは?選び方や対策ポイントを解説

YouTube集客で成功しやすい企業の特徴3選

YouTubeを始めたいと考えているが、どんなジャンルで発信していいか分からない方向けに、YouTube集客で成功しやすい企業の特徴3選をご紹介します。

これらの特徴に自社の商品が当てはまらない場合は弊社に問い合わせをしてみてください

個人向けの商品やサービスを取り扱っている

YouTube集客で成功しやすい企業の特徴1つ目は「個人向けの商品やサービスを取り扱っている」ことです。個人向けが良い理由としてはターゲットとなる母数が法人向けより多いからです。YouTubeは動画を多くの視聴者に広めてくれる機能が備わっています。

普段YouTubeを開くと、自分に興味がありそうな動画が表示されるようになっています。
なぜこのように自分にあった動画が的確におすすめされているのかというと、これはユーザーが動画を視聴した時に視聴履歴等の視聴データをYouTubeが蓄えており、そのデータにもとづいて類似する動画をおすすめ表示するようになっているからです。

個人向けの内容に比べて、法人向けの内容で動画を投稿するとターゲットとなる母数が少なくなってしまいます。法人向けは再生回数による認知拡大がしづらいため、個人向けの商品がおすすめです。

商品やサービス次第ですが、できる限り母数を増やすために個人向けの内容で動画を出していき、企業の広報担当者にも見てもらうといった対策をとることをおすすめします。

例えば、弊社では企業様向けのYouTubeコンサルティングを主要事業としています。そのため、「Lugia | YouTubeコンサルティング」チャンネルではYouTube運用で悩みを抱えている企業の担当者に動画を見てもらいたいと考え、動画を配信しています。

こういった企業のYouTube担当者の方も、家でYouTubeを見る際は1個人ということもあるため、Lugiaチャンネルでは法人向けのYouTubeノウハウにするのではなく、個人の方でも見てもらえるような設計にして、再生回数を増やし認知拡大を行なっています。

オンライン展開可能

YouTube集客で成功しやすい企業の特徴2つ目は「オンライン展開可能」です。YouTubeを見ている視聴者は全国各地にいます。特定の地域でしか商品やサービスを展開していないと、YouTubeで集客を行おうとしても、時間や距離といった物理的なハードルが高くお問い合わせまでつながる難易度が高くなってしまいます。

そのため、商品であればネット通販に対応していたり、全国発送可能にするといった方法がおすすめです。サービスであればZoomなどのオンライン会議などで対応可能にしておくといった方法がおすすめです。

しかし、特定地域で商品やサービスを展開している企業様もYouTubeを活用することで今よりも集客に成功することは見込めるので、オンライン展開していない場合においてもYouTubeを活用することはおすすめです。

時間や距離といった物理的なハードルが高いですが、このハードルをはるかに越えられるぐらいの価値をYouTubeで訴求することができれば特定地域のみでもYouTubeで集客することが可能です。

高額商材

YouTube集客で成功しやすい企業の特徴3つ目は「高額商材」です。YouTubeはGoogle検索のようにキーワードを入力して特定の動画を探すことが可能です。そのため、悩みを抱えている人はその悩みを解決するために検索を利用します。ユーザーの悩みを解決するような商材やサービスを動画で解説し、YouTubeの検索結果上位に動画が表示され、再生されることができれば成約につながりやすいです。

また、Google検索における記事や他のSNSに比べてYouTubeの動画は情報量を多くすることができます。情報量というのは映像であったり、効果音やBGMなどの音声、あとテロップなども含みます。

そういった点では文字や画像が主体の記事やTwitter、Instagram、Google検索における記事・広告に比べて優れています。同じ動画媒体のTikTokがありますが、TikTokは10分程度の動画は一般的ではなく、人気の動画は「1分程度」の短尺動画です。YouTubeは10分以上の動画も多く、最大尺の制限がなく、商品やサービスに関する話を丁寧に行うことができます。

そのため、問い合わせが来た際の成約率も、成約後の満足度もYouTubeの方が高いと言えるため、YouTubeで集客が成功できれば、他媒体で集客をした顧客よりも質の高い顧客・問い合わせを獲得することが可能です。さらに高額な無形商材(コンサルティング、オンラインスクール)であったとしてもYouTubeでは売りやすいです。

高額な無形商材は、お客さんの信用がなければ売れなかったりだとか、広告やSEOといった文字媒体では商品の説明が十分にできないといった観点で中々売れないといったお問い合わせを弊社もよくいただきます。

しかしこういった高額な無形商材でも、その企業の方が動画に出演して話すことによって信用してもらいやすく、文字や画像媒体よりもYouTubeの方が成約率高く売ることができます。低額商材もYouTubeとの相性は良いと思いますが、YouTubeの動画は1本作るためにかなりの工数がかかってしまうため、高額商材よりも不向きです。

企業が今からでも勝てるYouTubeジャンル6選

YouTube集客で成功している企業の例を6つ紹介します。

オンライン学習塾

成功している企業の例1つ目は「オンライン学習塾」です。

最近はコロナの影響で自宅で勉強を教わりたいといったニーズが強く、Zoomなどを活用したオンライン学習塾が増えています。YouTubeでは勉強法の動画が人気があり、弊社代表のブレイクスルー佐々木も勉強法に関する動画で一気に登録者数を伸ばすことに成功しています。

オンライン学習塾の集客でYouTubeを活用するなら

  • 勉強法の解説
  • 各教科の分野ごとの詳しい解説

といった内容が考えられます。

中でも成績が低かったのに慶応に合格したビリギャルのような実績があると、より多くの人の共感を得ることができるので再生回数を伸ばしやすく集客に成功しやすいためおすすめです。

就職・転職エージェント

YouTube集客で成功している企業の例2つ目は「就職・転職エージェント」です。

求人を検索できる就職・転職サイトが一般的ですが、エージェントと呼ばれる専門家が一人ひとりにあった求人を紹介してくれるサービスが増えています。YouTubeでは面接対策や企業分析の動画は人気があり、実際の面接官に来てもらって模擬面接を行う動画も人気があります。

就職・転職エージェントの集客でYouTubeを活用するなら実際に働いている方に出演してもらって就職・転職市場をもとに転職で成功する方法について解説すると再生回数を伸ばしやすく集客に成功しやすいためおすすめです。

ハウスメーカー

YouTube集客で成功している企業の例3つ目は「ハウスメーカー」です。家を建てる時にハウスメーカーにデザインを依頼するケースが増えています。

YouTubeでは家を内見するルームツアー動画の人気があります。特におしゃれな外観の一軒家を一眼レフカメラでキレイに撮影した動画が再生回数を伸ばしやすく集客に成功しやすいためおすすめです。

美容系

YouTube集客で成功している企業の例4つ目は「美容系」です。美容系のサービスとして脱毛やエステ、ホワイトニングであったり、コンプレックスになりがちな薄毛を改善するためのAGAなどが挙げられます。これらは高単価なサービスが多く、YouTubeの検索流入から悩みを抱えている人が動画を視聴してくれる可能性が高いです。

美容系は専門家による解説、実際に施術を受けた人の感想やbefore/afterを動画にすると再生回数が伸びやすく集客に成功しやすいためおすすめです。

投資系

続いて、YouTube集客で成功している企業の例5つ目は「投資系」です。株式投資やFX、仮想通貨などの投資手法を教えるサービスです。

副業禁止のサラリーマンですが、投資はOKという企業は多いです。また、お金でお金を稼ぐのでバイトのような時間の切り売りもないので本業に支障をきたさずにできることが魅力的です。

しかし、投資のノウハウを持っている人が少なく、投資の始め方であったり、為替変動を表すチャートの分析方法に関する動画の再生回数が伸びやすく、集客に成功しやすいためおすすめです。

コンサルティング系

YouTube集客で成功している企業の例6つ目は「コンサルティング系」です。コンサルティング系は専門家が相談者の悩みを解決するサービスです。

弊社はYouTubeを使った集客・求人のサポートをするコンサルティング系です。悩みを解決する方法を解説する動画を投稿するのがおすすめです。しかし、動画だと一般的な内容しか伝えるのが難しく、悩みを解決することが難しい方もいると思います。

そのような方のために個別で相談に乗れるような仕組みを構築しておくと良いです。弊社ではメッセージアプリとして利用率が高いLINEの公式アカウントとメールでお問い合わせできるようになっています。さらに現在はZoomやGoogle meetといったオンライン会議のアプリも普及しているので、オンラインで全国各地の方とお話しできるようになっているのも利点の1つです。

YouTubeにおける企業の成功事例15選

中小企業 8選

株式会社キャストダイス

  • チャンネル名 CASTDICE TV
  • 登録者数 13.4万人(2022年11月26日現在)
  • 総再生数 8,027万回
  • チャンネル開始日 2017年7月29日
  • ジャンル 大学受験の勉強法、大学選び、入試問題の比較、就職活動など

毎日更新をされていて、「タメになるけど、面白い」動画をコンセプトに受験勉強や大学選び、就活・キャリアに関する動画を配信しています。

「東大入試の現実」や「英語参考書難易度ランキング」等、受験生や大学選びに悩んでいる方に合った動画内容を配信しています。

株式会社ポラリス

  • チャンネル名 吉村暢浩🌐ポラリスアカデミア
  • 登録者数 1.91万人(2022年11月26日現在)
  • 総再生数 1,011万回
  • チャンネル開始日 2020年11月30日
  • ジャンル 大学受験の勉強法、教材の勉強法、塾講師との対談動画など

 

2日に1回の動画更新をされていて、「E判定からでも難関大学に逆転合格できるような自学自習の勉強法」動画を中心に、動画を配信しています。

人気動画で「英語の単語帳を7日間で暗記する方法」や「E判定から京大に合格した高校3年間の過ごし方」等、受験生も見たい動画ですが、受験生だけではない人も見たいと思える情報発信をしています。

Avalon Consulting株式会社

  • チャンネル名 就活塾 ホワイトアカデミー
  • 登録者数 1.75万人(2022年11月26日現在)
  • 総再生数 898万回
  • チャンネル開始日 2019年5月27日
  • ジャンル 就活ノウハウ、様々な職業紹介、企業の実態など

 

人気動画で「ホワイトな業界についての紹介」や「SPIの点数を爆速UPさせる方法」等、就活生が就活をする時に役立つ情報を幅広く配信しています。それぞれの学部が就職に有利なかどうかについてやそれぞれの業界についての対策方法も配信しているため、就活生のニーズに合わせた動画を配信しています。

④株式会社ホームランディック 一級建築士事務所

 

全国にある新築のルームツアーを配信していて、北欧スタイルや有名建築家がデザインした家などデザイン・機能性・利便性にこだわった家をピックアップして配信しています。これらの動画の中で気に入った家があれば、その家のデザインを実際に建築士に相談してみることもできるでしょう。

PostPrime株式会社

  • チャンネル名 Dan Takahashi – PostPrime
  • 登録者数 59.1万人(2022年11月26日現在)
  • 総再生数 2億回
  • チャンネル開始日 2019年11月12日
  • ジャンル 株価チャート、米国株を中心とした株価、株価ノウハウ等

 

投資を始めたいと考えている初心者のための動画であったり、お金持ちのマインドの動画であったり、株価についてわかりやすく説明している動画を上げています。毎日投稿をされていて、投資家に必要な情報を常にタイムリーで上げています。

神戸メンタルサービス合資会社

 

恋愛、結婚、病気、仕事のトラブル、子育てや家族等、あらゆる問題に対して、カウンセラー歴30年の医師が悩みを解決します。人生がより良くなるアドバイスをしています。YouTubeのショート動画やライブ配信も定期的に行っています。

アマソラクリニック

  • チャンネル名 ドラゴン細井featアマソラクリニックch
  • 登録者数 11.7万人(2022年11月26日現在)
  • 総再生数 4244万回
  • チャンネル開始日 2019年4月5日
  • ジャンル 美容医療、整形YouTuberに関する内容等

 

誰にでもわかりやすい美容医療×エンタメを追求をコンセプトに動画を配信しています。美容整形の選び方や医療ダイエット等の美容医療に関する内容に加え、ドラゴン細井院長のマインドや整形YouTuberのエンタメ系の話もしているチャンネルになります。

株式会社中西

  • チャンネル名 片付けトントン
  • 登録者数 25.2万人(2022年11月26日現在)
  • 総再生数 1332万回
  • チャンネル開始日 2015年8月10日
  • ジャンル 家の片付け・整理収納・掃除のコツ等

 

「見るとスッキリする」「思わず片付けたくなっちゃう」動画を配信しています。お客さま宅での片付けの様子やドキュメンタリーからご家庭で使える整理収納・掃除のコツや裏ワザなども配信しています。テレビでもゴミが非常にたまっている家を片づける番組があったり、ニーズがある動画になっています。

大企業 7選

トヨタ自動車株式会社

  • チャンネル名 トヨタイムズ
  • 登録者数 23.6万人(2022年11月26日現在)
  • 総再生数 4978万回
  • チャンネル開始日 2018年12月25日
  • ジャンル トヨタの会議や特別講義、トヨタアスリートのドライブ動画等

 

トヨタのありのままの姿をお見せする動画を配信しています。人気動画は豊田社長のインタビュー動画や卒業式スピーチ等の豊田社長に関する動画を配信しています。つまり、豊田社長やトヨタ自動車のファン化につながる動画を配信しています。

株式会社資生堂

  • チャンネル名 資生堂 Shiseido Co., Ltd.
  • 登録者数 8.38万人(2022年11月26日現在)
  • 総再生数 2億回
  • チャンネル開始日 2012年3月28日
  • ジャンル 各ブランドのCMや化粧品のHow To動画、化粧品の比較動画等

 

化粧品の使い方やレビューの動画はどの化粧品が自分に合っているかわからないと悩んでいるユーザーが見たいと思う需要のある動画です。コロナ禍に店頭の来客が減った対策にYouTubeで動画配信に変えたのは最善の手段だと言えます。

株式会社タカラトミー

  • チャンネル名 タカラトミー TAKARATOMY
  • 登録者数 145万人(2022年11月26日現在)
  • 総再生数 15億回
  • チャンネル開始日 2011年6月28日
  • ジャンル アニメ、タカラトミー商品の紹介動画等

 

子ども向けのアニメやタカラトミーの商品を用いたやってみた動画等を配信しています。子どもたちが動画を多く見ることにより、アニメに関する商品ややってみた動画の商品に関する興味が出てきます。

株式会社講談社

  • チャンネル名 VOCEchannel
  • 登録者数 19万人(2022年11月26日現在)
  • 総再生数 7132万回
  • チャンネル開始日 2011年8月19日
  • ジャンル メイク動画等

 

芸能人のメイク動画、おすすめコスメ〇選といった美容に関する様々なオリジナル動画コンテンツを動画で配信しています。美容誌『VOCE』の公式YouTubeのため、様々なブランドの化粧品を動画で配信することができることも強みの1つです。

日清食品株式会社

 

日清食品は、短い動画をアップロードしていますが、芸能人や著名人を採用し、面白い拡散される動画を配信しています。面白いと話題に上がることを意識しており、様々な動画を見たくなります。

サントリーホールディングス株式会社

 

テレビCMやメイキング動画、WEB限定ムービー等の動画を配信しています。サントリーはテレビCMも多くアップロードしていますが、「広告であっても見たいと思ってもらえること」をコンセプトに動画を配信しています。

アサヒグループホールディングス株式会社

  • チャンネル名 アサヒグループ公式チャンネル
  • 登録者数 10.4万人(2022年11月26日現在)
  • 総再生数 3541万回
  • チャンネル開始日 2011年9月20日
  • ジャンル CM、メイキング動画等

 

アサヒビールをはじめ、アサヒグループ各社のCMやメイキング動画、WEB限定ムービーなどを配信しています。ビールに関する動画作りを行い、著名人や有名人を起用することで、視聴者に楽しんでもらえることを意識しています。

YouTubeの成功事例の共通点 5選

中小企業や大企業に関わらず、YouTubeが成功し、集客に繋がっている企業のYouTubeチャンネルには共通点があります。それぞれ説明していきます。

ユーザーニーズを起点に動画を作成している

成功事例の共通点1つ目は「ユーザーニーズを起点に動画を作成すること」です。
YouTubeはユーザーに対して、動画を的確におすすめ表示していくアルゴリズムを搭載しています。的確にユーザーが興味のある動画をおすすめするために、YouTubeは視聴者の視聴データを溜めてそのデータを元に動画に興味をもってくれそうな新たな視聴者を割り当てて動画を表示する仕組みになっています。

その仕組みについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

YouTubeの再生回数が伸びない原因と対処法【登録者96万人のノウハウを全て公開】

サムネイルとタイトルを適切に選定している

成功事例の共通点2つ目は「サムネイルとタイトルを適切に選定していること」です。

YouTube動画で重要なのは動画編集であるというイメージが強いですが、動画編集よりもサムネイル・タイトルが大切になってきます。

その理由は「動画を再生する時はホーム画面や検索結果などでタイトルとサムネイルが表示され、その中から1つ選んで動画を再生し始める」行動を取るからです。
つまり、動画内容が面白いから動画を再生するのではなく、タイトルとサムネイルを見て面白そうと思って動画を再生しています。
そのため、動画編集も大切ですが、それ以上にサムネイルやタイトルといった動画を再生する入口に力をいれる必要があります。

サムネイルについて詳しく知りたい方は、こちらの動画をご参照ください。

【完全版】YouTube動画の再生回数が10倍になるサムネイルの作り方を徹底解説

企画→編集→投稿→分析全てに意図がある

成功事例の共通点3つ目は「企画→編集→投稿→分析の4つ全てを重要視していること」です。YouTubeで再生回数・チャンネル登録者数を増やしていくためには3つの重要な数字があります。

YouTube運用を進めていく際に特に重要な数字は次の3つです。

  • 1.インプレッション数
  • 2.クリック率
  • 3.視聴者維持率

 

インプレッション数というのは、YouTube内で動画がオススメとして表示された回数です。
クリック率は、オススメ表示された内どれくらいの確率で再生されたかを表す割合です。
視聴者維持率は、動画尺に対してどれくらいの時間だけ見られたか表す割合です。

これらの数字を伸ばしていくことがYouTubeを成功させるためには欠かせないのですが、そのためには企画→編集→投稿→分析の全てが大切になってきます。どれか1つが欠けてしまうと、効果的に3つの数字を伸ばしてくことができません。

中長期的な視点を持っている

成功事例の共通点4つ目は「YouTube運用は長期的な視点を持っていること」です。YouTubeは伸びるまでに3ヶ月から6ヶ月かかります。先ほどお話しした通り、YouTubeはその動画に興味のある人に対して的確に動画をおすすめしていくため、YouTubeのAIが視聴者データを溜めていくといった準備期間が存在します。

YouTubeのAIは、各チャンネルに対して「どういった動画をあげていて、どういった視聴者にウケが良いか?」というデータを溜めることができないと、動画投稿をしても大量におすすめして再生回数を増やしてくれません。

そのため、新規で開設されたチャンネルが「どういった動画をあげていて、どういった視聴者にウケが良いか?」を判断するためにも次のような事項をみています。

  • 動画のタイトルや概要欄に含まれているキーワード
  • 上記に含まれているキーワードの動画をよく見ているユーザーに実際にオススメをしたときの反応

 

このような形で徐々におすすめをしていくことで、例えば料理動画であれば「このチャンネルは料理の動画をあげているから、料理が好きな人におすすめすれば良いんだ」と判断ができて、一気におすすめする量を増やしていってくれます。

YouTubeを事業の1つとして取り組んでいる

成功事例の共通点5つ目は「YouTubeを事業の1つとして取り組んでいること」です。Youtubeは「動画1本作るだけでも大変」です。そのため、中途半端な気持ちでYouTube運用を続けていくと、再生回数・チャンネル登録者数も全く伸びずに、失敗してしまいます。

動画を作る工程として、我々株式会社Lugiaでは、クライアント様のチャンネルで再生回数が伸びる動画を作るために各工程にこだわっており、次のような工程を踏んでいます。

  • 企画の考案
  • 構成台本の作成
  • 撮影
  • 動画編集
  • サムネイル作成
  • アップロード
  • 分析

 

特に初心者の方が大変なのは「撮影」と「動画編集」だと思います。撮影では普通に生活していたら絶対にやらないであろうカメラに向かって話さないといけません。
ほとんどの方がカメラを前にした撮影に慣れていないので上手く話そうとして緊張してカミカミになってしまい時間がかなりかかります。

また、動画編集も編集ソフトの使い方や機能を理解するのに数ヶ月かかるし、編集技術を習得できたとしても、1本の動画を編集し終わるまでに数日はかかってきます。

YouTubeの失敗事例の共通点 5選

YouTubeを成功させるためやり方について理解できても、失敗事例を知っておかないとYouTube運用は上手くいきません。失敗事例の共通点を5選にまとめました。事前に失敗事例を知っておくと効果的にYouTubeを伸ばしていくことができるでしょう。

毎日投稿をしている

YouTubeの失敗事例の共通点 1つ目は「毎日投稿をすること」です。
YouTubeに1本動画を投稿するのに撮影や編集と思っていたより、大変で時間がかかります。そのため、投稿頻度を守ろうとするとその分クオリティーが下がっていきます。

そのクオリティーが低い動画が続くことで視聴者に飽きられたり、YouTubeから低評価を下されたりすることで、再生回数が伸びなくなります。動画を制作する一連の工程に慣れるまでは投稿頻度ではなく、品質を重視して丁寧に動画を作ってください。

YouTube運用で「量を取るか、質を取るか」というのが話題になりますが、YouTubeは「まず質を取る」方が良いということです。

自己紹介動画を投稿している

YouTubeの失敗事例の共通点2つ目は「1本目の動画に自己紹介動画を投稿すること」です。全くよく分からない人の自己紹介動画に興味を持つ人はなかなかいないので、再生回数が伸びません。特に1本目の動画というのはYouTubeがデータを収集するために2本目以降の動画よりもおすすめしてくれやすい傾向があります。

そのため、1本目に自己紹介動画を投稿するのではなく、ジャンルを絞って動画を投稿していくことをおすすめします。

例えば、Lugiaが運用している「Lugia | YouTubeコンサルティング」はYouTubeのノウハウを発信する方針です。そのため、1本目に「動画の作り方」という動画を投稿しています!

Lugiaの1本目の動画である「動画の作り方」について確認したい方は、ご覧ください。

【必見】登録者85万人YouTuberの動画の作り方【企画・撮影・動画編集・サムネイル】

外部サイトから流入をしている

YouTubeの失敗事例の共通点3つ目は「外部サイトから流入をしていること」です。
例えば、YouTubeの動画を投稿した時にTwitterやインスタで告知するような行為です。

Twitterやインスタは不特定多数の人が見ています。プロフィールに「YouTubeやってます!」というチャンネルページのリンクを貼っていると興味本位で動画を視聴する人が一定数いるかと思います。

しかし、TwitterからYouTubeの動画を開くとYouTubeのアプリではなく、safariで開きます。画面が小さいので見にくくて、すぐに閉じたくなります。すぐに離脱する動画だとYouTubeに認識され、おすすめしてもらいにくくなります。

そのため、基本的にYouTube内で自然に動画を再生してもらえるように努力すべきです。

PRを全面に出した運用をしている

YouTubeの失敗事例の共通点4つ目は「 PRを全面に出した運用をしていること」です。会社紹介などのプロモーションビデオを投稿するだけでは運用は失敗してしまいます。
ホームページに動画を載せるといった用途でチャンネルに投稿するのは問題ないですが、YouTubeを見ている人が突然知らない会社の紹介動画が表示されても再生してくれるとは思えません。だからこそ、視聴者に人気がある動画を模倣して企画を考えたり、撮影を行う必要があります。

他のチャンネルの伸びている動画を参考にしてどんなニーズがあるか考えて動画を投稿することが大切です。ユーザーファーストで動画を作っていきましょう。

動画の分析を怠っている

YouTubeの失敗事例の共通点5つ目は「 動画の分析を怠っていること」です。YouTubeは一筋縄でうまくいくことはありません。伸ばすには動画単位のパフォーマンスを分析して、新しい動画に活かすことが必須です。よく言われるPDCAを回す「C:check」です。

分析に使うのはYouTube Studioのアナリティクス機能です。
アナリティクスは無料で使えるうえに、YouTube側からのヒントが各所に散りばめられています。

見るべきポイントは3つあります。

  • ①公開後24時間のクリック率
  • ②インプレッション数
  • ③視聴者維持率

 

YouTubeを伸ばしたいなら分析が重要であるため、紹介した3つの内容を見て改善していきましょう。

YouTubeの使い方について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

YouTubeアナリティクスの見方とは?重要な指標に絞って解説

YouTubeを始めたい企業様は株式会社Lugiaまで

自社の商品をYouTubeでさらに売上を伸ばしたいと考えている企業様はLugiaにご相談ください。

YouTubeの企画→編集→投稿→分析のどの工程も重要で初心者が経験のないままいきなり始めてしまうと、大変な思いをしてYouTubeをやっても思うように伸びていかない結果になり、挫折してしまいます。

株式会社Lugiaでは、代表でありチャンネル登録者数100万人を抱える「ブレイクスルー佐々木」のノウハウをもとに、企業様に合わせたYouTubeマーケティングを支援しています。

毎月10社限定でZoom無料相談も行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

無料相談にご興味のある方は、こちらの公式LINEよりお問い合わせください

下記メールアドレスからもお問い合わせ可能です。
info@lugia.jp